僕は日々戦っている

僕はとあるものと大体毎日戦っている…
そいつはとっても厄介なシロモノで、ふとした時に襲ってくる。
何がきっかけになるかわからない、それは誰かとの会話がきっかけだったり、この前見たTVが
原因だったり…そう僕が戦っているものその正体は……それは思い出し笑いだ。


本当に無差別殺人かの如くランダムに襲ってくる、一人の時はまだ良い、
誰にも迷惑がかからないから。
だが、しかし、これが友達以外の人と接している時ならどうだ?ある人は
「なんだコイツ!?この状況で笑ってやがる!笑ってやがるぜ!」と思うかもしれない、
またある人は
「ねぇ、ステフ?あの人笑ってるわ、ねぇ笑ってる、ホラ見なさいよ、ねぇ!」
「なによママ?ウルサイわね、そんな事よりこのゼリービーンズどう?いけるわよ!」
「え?どれ?モグモグ…あら!本当!おいしいわね!」
なんて会話があるかもしれない!
まぁ、中には
「まぁ、あの人なにか良い事でもあったのかしら?」
なんて思う方もいらっしゃるかもしれない、だがだ、だがしかしだ!
大抵の方は「何笑ってるんだ、気持ち悪い!」的な事を思うのが落ちだ。


しかし、そんな思い出し笑いに対する一つの特効薬があった。
それはバタリアンだ…
皆さんバタリアンという映画をご存知だろうか?
まぁ、様はゾンビものなのだが、ホラーが深夜ですらあまり放送されない現在と違って昔は
ゴールデン帯でも結構放送していた。
まぁ、僕は子供の頃にこれが放送される度に怖いながらもTVで見ていた。
色々覚えてるシーンはあるのだが、中でも
「脳みそくれーーーっ!」のフレーズは忘れられない、そんな恐怖の残り香があったからか
10代の頃は思い出し笑いをしそうになるとコレで打ち消していた、だがだ、だがしかしだ。
どんな薬でも飲み続けていると効果が薄くなってしまう、という話がある。
そして僕の思い出し笑いに対する特攻薬、バタリアンにも同じ様な現象が起こってしまう。
それは…
バタリアン=思い出し笑いを我慢している状況=面白い!
という様な図式が脳に刷り込まれてしまった事だ!


人間笑っちゃいけない状況だと、余計面白く感じでしまう様に思い出し笑いを我慢してる状況
そのものが面白くなってしまう訳である。
そんなこんなで思い出し笑いという危機的状況を回避する何か良い方法はないだろうか?
という訳でこの図式が刷り込まれていないみなさんの
「脳みそくれーーーっ!」な訳である。


とか言ってたら久しぶりに見たくなってきた気もする、そうだ、ツタヤへ行こう……
でも今日が半額日だったわ、時すでに遅し!